きくらげビジネス商品説明販売と実績きくらげ事業導入の流れ

きくらげ販売

販売先は、県内、都市圏に対し、ネット通販、スーパー、百貨店等への卸売り、レストランチェーンへの販売、さらに食品メーカ等との新メニュー共同開発、冷凍食品への利用などを予定しています。また、給食センターへの納品も進めています。

具体的販売先

販売先としてコンビニでのテスト販売を行いました。40個の生きくらげパックを納品し、1日で完売しました。現在は納品するきくらげの栽培が追いつかず生産量の増量を進めています。

きくらげ販売価格

2022/08/29 Amazon生きくらげおすすめ5商品の平均価格が¥4.4/gとなりました。本事業の計画では1g=¥1を採算ベースとしています。したがって価格競争力としては国内生産生きくらげに対しては十分な優位性があると考えています。流通量の90%以上を占める中国産きくらげは残留農薬の問題が、たびたび指摘されており価格競争をするには生産量の拡大が不可欠ですが、安全性は国内産に優位性があります。

既存の販売物の参考イメージと販売価格

生産量と売上予測

設備投資を5千万円として:1g=¥1として約60t/年:6千万円の売上を予定

施設の維持費もしくは家賃などの経費は含んでいません。販売価格も1g=¥1としていますが、実際の販売価格は¥2~¥3程度を予定しています。(中国産輸入価格1円/g程度)中国産との価格競争には生産量の拡大が必要で、年間の生産量を500t~1,000tを目標としています。達成には複数の生産拠点を想定しています。

きくらげは、ほとんどが店舗消費に回されるため卸金額がハッキリしません。ネットでの販売価格は一定ではなく(1g=¥2-¥5)価格範囲が大きく品質の違いもわかりません。品質を一定に保つために、廃校の施設を使い、きくらげを大量に栽培し、流通量と安定した品質をご提供できる生産環境を作り、低価格化へチャレンジして行きます。また、新規就農者の選択肢としてきくらげ栽培を考えてもらえるように収益性も伴う事業モデルとして紹介します。

店舗への卸価格は、もう少し低価格と思われます。具体的な数値は出てきません。1円を切る価格で提供できるよう生産改良を進める事で、輸送コストや燃料コストの増額で低価格の維持が難しい輸入きくらげに対抗出来ると考えています。

雇用見込み

60t/年 の場合
きくらげ栽培は手作業で行う工程が多く、人手を必要とします。

  • 高齢者:10名程度 20日/月 1日8時間 40時間/週
  • 身障者:10名程度 20日/月 1日6-8時間 30-40時間/週

周辺準備状況

現在はきくらげマイスター(仮)の準備を進めています。これはきくらげ生産者を目指す方々へのeラーニングと資格試験です。この活動で国内きくらげ生産者を増やし、国内消費量の拡大と国産きくらげ流通量の向上を目指します。また、本事業の就業者にも学習素材として使用を考えています。

期待される効果

今回のビジネスモデルを進める事で日本の農業生産体制として、次世代就農者の選択肢の一つになる事が期待できます。また、栄養価の高いきくらげを全国に流通させ、お子様、女性、高齢者の方々の健康維持に寄与します。多くの健康効果が期待できる食品として普段の食生活の一部としてご家庭でも取り入れていただける環境を目指します。

SDGsにつながる、持続可能な生産システムとして廃菌床も堆肥として利用を目指します。また、GAPの継続的な改善による安全な労働環境でのきくらげ生産を実現して行きます。

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