商材
菌床によるきくらげブロック栽培(菌床栽培)という栽培方法により、空調管理された廃校や空き倉庫内で、自動管理のもときくらげ栽培を行います。
- 廃校の教室 や空き倉庫を使いハウス栽培の環境を実現
- 温度·湿度·CO2濃度の管理:センサーを使い自動化を予定
- 排水設備を必要としますが、ほぼ既存施設を傷める事はありません。
菌床ブロック栽培とは、おがくずにキノコの菌糸の成長を良好にする米ぬかや麩(ふすま)などの栄養源を混合し、水を添加して調整した培地を作り、蒸気により殺菌処理した後、菌種を無菌的に摂取して、きのこ菌糸の純粋培養を行う栽培方法です。 きくらげ栽培が終了した廃菌床はビニールを取り除けば堆肥として使用でき廃棄物の少ない生産循環を作ることができ、SDGsにも貢献できます。 |
生産工程と目標
- 収穫、洗浄、乾燥、パッケージ作業等の商品化は全て人の手で行います。
- 生での出荷は、即日配送でき、新鮮なきくらげとして10日ほど日持ちする形で提供します。
- 乾燥きくらげの生産も行います。乾燥は1年ほど賞味期限があると言われています。
- 栽培規模は、約10,000菌床を年間4回転で、年間約60tの収穫を目標に設備を組み立てます。
(1菌床からは約1.5kg~1.7kgを約3カ月で収穫:60t以上の収穫見込みあり)
廃校教室や空き倉庫の利用をイメージして事業計画を算定
- 学校の教室や空き倉庫の広さを考慮して菌床数を算出。
- 最大限に菌床栽培ができる可能性を見極める。
- 栽培スペースにビニルハウスを設置して内部環境の維持を行う。
- 3ヶ月ごとの菌床の入れ替えで年間60tの生産環境を作ることを見込んでいる。